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 No.353 カミホロカメットク山(入門山行)  札幌のO  2016年7月4日(月) 10:08
修正
この所週末は天気が悪い。この週末も前線を伴った低気圧が近づいて来て1時間当たり30mmの豪雨で1日雨量も150oと予想されていた。そんな中、裏旭のキャンプ場は大変そうなので小屋のあるカミホロに変更。入門者はおらず7名で行って来ました。今年は例年に比べて花は2週間遅れとの報告がありましたがやはり早春の花ばっかりでした。イワウメ、キバナシャクナゲ、コメバツガザクラ、ミネズオウ、チングルマ、ジムカデ、何とショウジョウバカマも咲いておりました。夜は風速30mもあろうかと思う程の暴風雨でつくづく小屋泊まりにしたのが正解と感じました。

イワウメ

キバナシャクナゲ

コメバツガザクラ

エゾノツガザクラ
 No.354 カミホロ  札幌のO  2016年7月4日(月) 10:13 修正
3日は何とか雨は上がったものの、濃いガスでほとんど何も見えない。恒例の富良野岳はあきらめて下山致しました。雨に濡れてサンカヨウが綺麗な透明の姿を現せておりました。白銀荘の温泉にゆっくり浸かり帰りは日ハム大谷の先頭打者ホームランと9年振りの10連勝を聞きながら帰路につきました。

ミネズオウ&コメバツガザクラ

チングルマ&エゾノツガザクラ

キバナシャクナゲ

透明なサンカヨウ

 No.357 喉の渇きに苦しめられバテバテのイドンナップ岳 2016.7.13〜15  M  2016年7月18日(月) 8:21
修正
コースタイム
2016.7.13(水)
11:45 M宅出発(J西さん迎えにきてくれました。)
13:05 馬追道の駅にて○本さんと合流
     *○本さんの車はラウンドクルーザー
17:00 イドンナップ山荘 着(山荘にて前泊)
     *山荘までダート道 38km
     *イドンナップ岳登山道入口までダート道 32km
     *車は6〜7台停まっているが、山荘には誰もいなかった。
7.14(木)
04:00 起床
05:00 イドンナップ山荘 発
05:18 イドンナップ岳登山道入口
05:30 イドンナップ岳登山道入口 出発
12:40 新冠富士 着(7時間10分)テン場とする。
     *私は喉の渇きにやられバテバテ状態でやっと到着。
7.15(金)
04:00 起床
05:00 テン場 出発(快晴・無風のこれ以上はないという好条件)
06:03 三角点
07:00 イドンナップ岳 着(実際は2時間で頂上に着いていた!)
     *まだイドンナップ岳頂上ではない(時間的に着くには早すぎ
      る)とかってな思いこみ!GPSでの確認もしない。先の道を探
      すが道なし。20分頑張って道を探すが・・・
07:20 途中撤退(その時は途中撤退と思っていた!)
     *三角点に戻って来たとき、○本さんがGPSを見て頂上到達
      を確認。
09:10 テン場に戻る。(1時間50分)
      テン場にて1時間ちかく大休憩
10:05 新冠富士から下山開始
15:45 駐車地点 着(5時間40分)

 行動中ずっと喉が渇いた状態(高度600m付近から沢を離れ尾根に取り付いてから水場なしのため持参した4.5Lを節約して飲まなければならないため、いつものように自由に飲めなかった。自分はよく水を飲むほうなので最低でも5L、できれば5.5L〜6Lが必要であった。)であったためスピードも遅くバテてしまい休憩も多く取らなければならなかった。テン場の『新冠富士』まで7時間10分もかかり水も3Lほど飲んでしまった。残り1.5L、明日はイドンナップ岳登頂を諦め自分はテント番を覚悟したが、翌日(15日)も最高の天気でJ西さんから500cc水を分けてもらい05:00イドンナップ岳に向けてサブザックにて出発。ザックも軽く、快晴無風であったが早朝のため暑くもなく、07:00に登頂を果たした。
*実際、登頂を確認したのは「三角点」に戻ってきたとき○本さんがGPSログを確認して初めて登頂を認識した。時間的に頂上はもっと先だと3人ともかってに思い込み、先に進もうとするも20分ほど探すが「登山道」がみつからず(当然そこがイドンナップ岳山頂であるため、その先に「登山道」などあるはずがない!)、3人とも後ろ髪をひかれる思いで途中撤退を決断する。ちょっとGPSを確認すればすぐに分かるはずが、勝手な思い込みとは怖いものである。
新冠富士頂上のテン場に09:10戻り(水は節約し500ccしか飲まず。)、1時間近く大休憩をして10:05下山開始する。
残りの水は1.5L。またまた喉の渇きに耐えて水を節約しながら重いザックを担いでの下山に時間がかかる。2人の足をひっぱり沢形に下りるまでの最後の2時間ほどは30分ごとに10分休憩を取ってもらった。
14:30(テン場から下山開始後4時間25分)、やっと沢形に降りる地点に到着。ここからは20分ほどで沢水が飲めるので、最後に残った水250ccを飲み干す。その後沢水が現れ、思う存分水を飲み元気100倍である。
 *2013年7月のたかたかさん山びこブログ『長い道のりイドンナップ岳』には「・・・そして後は無言で車止めまで林道を歩く、この最後の30分が長かった〜。」と記されていたが、私は思う存分沢水を飲んで、それまでの喉の渇きから解放され元気を取り戻した!(確かに疲れていて足指、足裏も痛かったが、喉の渇きから解放されたのが何より嬉しかった。)
 15:45 駐車地点 到着。今回、私がバテバテになりお二人には迷惑をかけてしまった。私にとって、【水】をどうするかが今後の課題だとつくづく思った。
ダニ:下山後、駐車地点にてお互いの体チェックしたところ2匹のダニが私の体を這っていた。まだ血を吸っていなかったのですぐつぶしてもらった。○本さんは昨日のテン場到着時にお臍の下あたり1匹のダニに噛みつかれていた。*15日、家に到着後はザックなどすべて家の中に入れないで外に置き、翌日(16日)朝整理した。しかし、16日夕方になって左二の腕に1匹のダニが噛みついているのを発見。ピンセットでうまく引き抜いた。


12:11 お花と新冠湖

GPSログ(緑線は新冠富士からの下山ログ・途中で電源を切ったためログ途切れている)

新冠富士山頂(ここをテン場とする)

15日04:20テン場より撮影・写真中央がカムエクかな・・
 No.358 喉の渇きに苦しめられバテバテのイドンナップ岳 写真を追加  M  2016年7月18日(月) 8:46 修正
 写真を追加します。

05:00朝日に向かってイドンナップ岳に向かう

05:50振り返ってテン場(写真一番左端のポコが新冠富士)を撮影

06:14イドンナップ岳頂上手前のお花

07:00実際はここが頂上であったが、まだ先と思い稜線を撮影している!

 No.355 伏美岳〜ピパイロ岳  たかたか  2016年7月9日(土)
修正
帯広市拓成町にある香林農園のチーズには、カムエクやペテガリといった日高の山の名前がつけられている。未登のピパイロもその中のひとつである。遠いことは覚悟のうえではあったが、持参した水分3.5リットルをすべて飲み切り、足のつま先も痛めるなど、ヨレヨレ状態での下山だった。

ピパイロ岳までは道のりはしっかりとし危険なところも迷いやすいところもなく一級国道並みである。ピパイロ岳ピーク近くに残っていた雪渓を見て、山頂ビールを用意してこなかったことを強く後悔した。風のないピパイロ山頂で20分ほど山座同定をしながらのんびりした。

気温が徐々に上昇してきたため、高低差の大きいはずの往路よりも、復路のほうが何倍も辛く、ここを登り切ればあとは下りのみという気持ちで伏美岳の登り返しを頑張ったが、傷めたつま先のせいで、伏美岳からの最後の下りの方がよっぽど辛かった。

10時間を超える行動時間の半分以上は苦しい思いの連続であったが、日高の山々に伸びる稜線の美しさがその辛さを癒してくれた。やっと宿題を終えたような気持ちで、心は満足感で一杯である。


伏美岳山頂

ピパイロ岩峰を目指して

ピパイロ山頂

日高の山並み
 No.356 写真を追加  たかたか  2016年7月11日(月) 23:19 修正
ピンボケですが、お花の写真も少々
残念ながらムラサキヤシオツツジはほとんど枯れていました。






 No.359 黒岳の花  札幌のO  2016年7月19日(火) 8:56
修正
会山行で黒岳〜北鎮〜比布〜永山〜愛山渓の交差縦走をしてきました。黒岳では久し振りにクロユリに出会いました。3株程でしたが悪臭ではありますが、綺麗でした。他にウズラバハクサンチドリ、これは富良野岳に多いですね!次はジンヨウキスミレですが黒岳では初めて見ました。赤岳、白雲岳方面には多くありますね。大雪山の固有種だと思います。頂上に登るとエゾツツジも咲き始めておりました。周辺はイワヒゲです。

クロユリ

ウズラバハクサンチドリ

ジンヨウキスミレ

エゾツツジ
 No.360 更にもう少し!  札幌のO  2016年7月19日(火) 9:01 修正
頂上付近にはイワヒゲ、メアカンキンバイの大きな株もありました。コマクサはさすが高山植物の女王でやはり写さなければなりませんね!今年は雪が多く大きな雪渓が残っておりましたが、解けた所には何時ものようにキバナシャクナゲが転々と咲いておりました。

イワヒゲ

メアカンキンバイ

コマクサ

キバナシャクナゲ

 No.361 北鎮、比布、安足間、永山岳の花  札幌のO  2016年7月19日(火) 9:21
修正
雲の平はイワブクロが相変わらず元気です。北海岳の近くには毎年アルビノ種の大きな株がありますが今年は訪れる事が出来ませんでした。北鎮を過ぎ比布岳付近は雪渓が多く残っておりますが、チングルマやエゾノツガザクラが綺麗でした。

イワブクロ

チングルマ&エゾツガ比布岳

比布岳付近

チングルマ群落
 No.362   札幌のO  2016年7月19日(火) 9:28 修正
安足間を過ぎるとエゾノツガザクラ群落がすごい所がありました。大雪山にはあちこちにもありますがこちら方面では初めて見ました。又、チングルマの群落もありましたが、その中にちょっとだけ背が高いのがありますがハクサンイチゲです。メアカンキンバイとエゾノツガザクラの対比も絵になり良いアングルかなあ?と思い写して見ました。その近くにはミヤマタネツケバナも一株ありました。

エゾノツガザクラ群落

チングルマ&ハクサンイチゲ

メアカンキンバイ&エゾツガ

ミヤマタネツケバナ

 No.363 7月17日〜18日 大雪交差縦走(1班)  Y.Y  2016年7月19日(火) 9:54
修正
会山行の交差縦走で、私達1班(4人)は愛山渓から永山岳に入り、比布・北鎮・黒岳というルートを歩きました。永山岳までが勝負!ということで、縦走装備ながらほぼ夏山ガイドのコースタイムで歩きました。厳しいS水リーダーのおかげで緊張で食が進まず、花を見ても写真も撮らず…これでも私、必死で歩いているんです。北鎮岳の最後の登りでは、登っても登っても進んでいない感覚でした。北鎮頂上で大休止を取り、ようやく元気回復!大雪渓を下りるとM松さんのお迎えもあって、黒岳石室まで楽しく歩きました。霧雨の中に咲くチングルマはとってもきれい。2日目は黒岳から層雲峡に下山、こちらにもいろんな花が咲いて、せっかくなので何枚か写真を撮りました。車2台を愛山渓まで回して温泉でリフレッシュして帰宅しました。眺望もなく、本当にあの山を登ったのか分かりませんが、達成感でいっぱいです。今度は天気の良いときに愛別ピストンで行きたいと思います。

永山岳にて

かわいらしい花(カラマツソウのつぼみ)

ウコンウツギとウラジロナナカマド

リフト乗り場に到着