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山びこ会員の活動の記録です

 No.969 目国内岳(蘭越吉国ルート)  J子  2022年3月27日(日) 8:31
修正
25日(金)天気情報とにらめっこして、ようやく決めたTHE DAY。片道7キロちょっとのロングルートで途中湿原もあるので天気が悪いとムムムになる。

天気曇り時々晴れ、ほぼ無風で登り始めはかなり暑く、Tシャツ1枚でも大丈夫そう。ダラダラと高度を上げていき、松の整然とした植林の中を歩く。まだ長いよね〜とか思いながら、その後少しだけ斜度のある疎林帯を登ると、小さな湿原に出て、そこからほ〜ら、お目当ての景色、目国内岳のピークがど〜〜んと見えてくる。いいね!!

真っ白で帰りの滑りが楽しみじゃあ〜〜。うむ!!ここが最後の踏ん張りどころ、見た目ほど長くはないはずと自分を励まし歩く。登ると大して長くないんだけれど、怠けている体にはつ、辛いかも・・・。直登してもシールが効き、岩峰直下までスキーで到達。

さすがに岩はスキーで上がれなく、ツボ足に切り替えて歩く。

植林の樹林帯を行く

湿原から目国内岳

登り途中から見るピーク

ツボ足で歩く
 No.970 目国内岳その2  J子  2022年3月27日(日) 8:53 修正
こういう時の切込隊長S水さん、どんどん進むのにツボ足大の苦手のJ子、四苦八苦でついていく。ほんのちょっとの距離にも「き、嫌いだ〜〜!!」
P近辺はさすがに風の通り道で強風。さっさと引き返して、滑走準備。

ささ、お楽しみの滑走タ〜イム。大斜面はまあまあ滑りやすい雪で、いいね!!下りはいつもあっという間、登りの苦労は何だったんだろう?そこから湿原をストック漕ぎ漕ぎ中間斜面へ。

疎林のいい斜面なんだけれど、楽しい斜面とその中に時々ストップ雪が出現。転倒者複数の試練を乗り越え、最後のゆるゆる、ストックラッセル漕ぎ漕ぎ斜面で、修行の時間。先頭は腕がパンパン、時々先頭を変わりながら、誰が先頭を行くか、静かな攻防が繰り広げられる。

最後は林道で漕ぎ漕ぎして、車へと無事安着。
登り、4時間15分、下り1時間20分くらい。
帰りのだらだらがなければ、大斜面は申し分なし。中間斜面もストップ雪さへなければとても楽しいだろう。
でも〜ダラダラが…なかなか満点を出せないルートだと思うが、一度は行く価値はあるかと思います。目国内岳の姿は素晴らしいです!!

ピーク標識

ピークから下山方向

こっから滑走開始

大斜面シュプール