山スキーを始めて4年目。 目標だった北海道を代表するスーパースキーの筆頭の1500mの標高差。最大斜度30度の日本100名山の後方羊蹄山のpeakに山スキーで立ち、2つ目の贅沢な夢と目標のお鉢の中を滑ってきました。 真狩コースの尾根下は特に急なので アイゼン(クランポン)も持参しましたが結局使わず、登山口から腐った雪の中、1100m辺り迄シールで登りその後は、スキーアイゼンのみで山頂に登りました。 羊蹄山は、独立峰なので気象条件が目まぐるしく変化する山だがこの日は予想を遥かに上まり、朝からぴーかんで暖かく山頂でも無風のあり得ない状態。 山頂に到着し、直ぐに重いアイゼンをデポし、数人のスノボの人達のギャラリーの見守る中、お鉢にドロップイン!K君に動画撮影して貰う。お鉢は穏やかでのんびり記念撮影し、登り返しは硬くさらさらな雪でスキーアイゼンも効かず、50mを残す岩場の陰でスキーをシートラしキックノックで上がる最後の急斜面は雪が抜けるので少し緊張した。 下山も山頂からスキーを履き狭い岩の斜面を避けスライドターンを繰り返し急斜面を降りた。シャーベットの雪質はなかなか滑りが楽しい。ターンを楽しみながら大斜面のデルタ斜面を楽しむ。お鉢を滑り登り返したので脚に来る!積雪が1mもないので所所パックリと亀裂もあった。あっという間に1時間で登山口。 天気、雪質、無風、気温、そしてメンバーと好条件でした。なかなか登れない標高差1500m以上の難関の山を山スキーで登れお鉢まで滑ってこれたこと。。 4年間の目標が達成出来き、頑張ってトレーニングして来て本当に良かった。20年ぶりのお鉢滑りとなった古希を迎えた師匠の1898mの山を登り滑り降りるそのモチベーションに感動♪下山したら、私の用意したビールを雪で冷やし、メンバーのK君と私は炭酸水で山の無事と心願成就を祝い乾杯しました。大好きな羊蹄山で一生の思い出となった山スキーでした。
天気 晴天 風 西→ほぼ無風 気温 プラス10 8:30真狩登山口 13:00真狩peak 13:20ドロップイン 14:10山頂 14:40下山 15:40真狩登山口
歩行距離9,8キロ 最高高度1855m 標高差1655m 最大斜度30度
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