12月末に来た時とは違って、三段山は、人が沢山入り、昨日のgiant尾根と同じく1100m付近迄は、スキー場の様に荒れた状態でした。 今日も、私が先頭で登るがLから少しペースを下げるように注意された。 登りは西風でしたが高度を上げると共にやはり風が強まってくる。三段山独特の嫌な風だ。 二段目の途中で先行者を追い抜くが、この人が私達がマーカーを付けながら登り、休みを取る度に何故か?止まる(笑) 付かず離れずの状態だったので『お先にどうぞ!』と、三度程声を掛けてみたが、やはり後ろを着いて来る。 1600m地点で風が強まって来て視界が10m程になった時点で諦めたのか?下山して行きました。稜線迄は、南東の風でほっぺたにびしびしで痛い!師匠が私に先にピークを踏め!と言ってくれ初めて拝んだ三段山の山頂看板。そうこうしていたら・・・山頂でまた、別の単独の後方者に会い記念写真をお願いし、この方はなかなか山スキーに慣れた手順でそそくさとシールを剥がし颯爽と滑り降りていったのでした。シールを付けながら50mごとに一直線に立てたデポ旗を回収しながら、1600m地点迄降りて其処でシールを剥がし、滑走モードに切り替えて、お湯を飲んで、配松のある斜面でしたが避けてデポ旗とマーカーを回収しながら下山した。余りの強風で来た時のトレースはあっという間に消えていた。デポ旗は、こう言うシチュエーションだと効果絶大である。 雪質は、クラスト状態であったが、スキーアイゼンは持参したが使わずシールで登り、風の付かないオープンバーンを探して下ると、なかなか滑り易い雪質でした。 デポ旗とマーカーを回収する作業は、滑りに集中し過ぎて下り過ぎたりするので、一旦冷静になるのでとても重要な作業だと思いました。 毎年通った三段山でしたが、いつもは二段目の手前の1300mで撤退!!の連続だったので、何度となく通った三段山の山頂に4年目にして初めてピークを踏めたのは私にスキーの楽しさを教えてくれた師匠のお陰です。 諦めず続けてトレーニングして来て天候も見方してくれた。 この後、下山したら午後から大荒れの暴風雪となり、山は本当に天気次第だと思った。山頂に立てたお祝いを先輩二人が白銀荘でしてくれた。 翌日も三段山の予定だったが山頂に立てた達成感で朝風呂に入り、山は登らず札幌へ戻りました。
天気 晴れのち暴風雪 気温 マイナス10℃ 風 西→南東
8:20 白銀荘 11:30 山頂 11:45 1600mからシール剥がし下山 12:30 白銀荘
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