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山びこ会員の活動の記録です

 No.734 十勝岳三段山*G尾根3泊4日スキー合宿  mogu  2019年1月1日(火) 18:01
修正
天気 小雪
気温 マイナス14℃
風  ほぼ無風

12:07 白銀荘
15:05 二段目1280m
15:30 白銀荘

恒例の十勝岳三段山スキー合宿は今年で四回目!!
昨日からの大雪と吹雪で渋滞と、お買い物もしたので到着は遅くなる。
ビーコンチェックし出発。 雪質が重くスキーが走らず。ターンも出来ない。深雪に埋まった人は、脱出できない最後の斜面でやっとスキーが一瞬浮いた(笑)久しぶりの三段山は、寒かった( ̄▽ ̄;)
今日の食担は、私。海鮮丼とお手製ローストビーフに生酢で宴会で盛り上がる。
さてさて、明日は、G尾根だ。

やっぱりラッセルだった!

ビーコンチェック

埋まると抜け出せない重い深雪

富良野の街が見える
 No.735 二日目(28日)  mogu  2019年1月1日(火) 18:11 修正
天気 曇り小雪
風  無風
気温 マイナス17℃

8:50  バーデン駐車場
9:14  べべルイ川 渡歩
10:00 べべルイ川〜1120m
11:20  1390地点
11:35  下山
12:07 ベベルイ川
12:35 バーデン駐車場

今日は、楽しみにしていた富良野岳giant尾根。朝から寒く、指先がかじかむ。駐車場でテレマーカーのメンバーと合流し、ベベルイ川までシートラして下る。
渡歩は雪が無いので、川の水の無い所をスキーを担いで渡る。靴が濡れない程度の水量でした。
渡り切ったら、シール付けてスキーでは登れない急斜面がまた、出てきたのでビンディング外し、ツボで上がる( ̄▽ ̄;)

昨日降った雪が30センチ位。私は、GPSと地図とコンパスを確認して先頭でラッセルをした。かなり、高度1190m位まで頑張った。ゴーグルが寒さで凍るし、曇りで視界悪し。
途中、ベテランメンバーさんのシールが全くきかなくなり、何度と無く止まり、応急処置で結束バンドを付け。。。最後には、スキーアイゼンを付けて登る。登りは時間がめちゃくちゃ掛かってしまった。1390m森林限界近くで、強風になった為、やむなく撤退!下山。

giant尾根は、木々が混み入っており、オーブンバーンは上の方だけなので、最初のバーンの斜面はめちゃくちゃスキーが浮いて楽しむ。どんどん下ると、元来た道。師匠は、攻めのスキーでガンガン行く。私も、一緒にアタックする!!転倒者続出(笑)
なかなかないい、スピードだった。私は、師匠の後をどんどん続いた。
途中、HYMLのベンさんとすれ違い、少しお話をしました。
ベンさんは、ここのベベルイ川に橋を掛けて下さっている方です。
膝の前十字靭帯を損傷したそうで、器具が痛々しいかったのですが、それでも山に入っている姿にベンさんらしいなぁーと、思ったのでした。
そして、ここは本当に外国からのスキーヤーが多く、下りですれ違うのは殆ど外国人でした。

スピードの付けたスライドターンを繰り返しなから。。楽しく下山して、やっぱり!giant尾根は最高に楽しい♪師匠と同じスピードで下山できて嬉しい♪
雪質が今回良くなかったので、来月リベンジを約束する

ここから出発

日帰りメンバーさんはテレマーカー

ベテランさんのシールが剥がれるトラブル

笹が露出、雪が少ない
 No.736 三日目(29日)  mogu  2019年1月1日(火) 18:18 修正
天気 粉雪&曇天
気温 マイナス16℃
風 スタート地点は略無風

9:00   白銀荘出発
10:40  1345m付
10:50 下山
11:10  白銀荘着

年末三段山スキー合宿3日目は、リーダーからピーク狙いなのでスキーアイゼン装備を指示された。
昨日、シールが全く効かず、G尾根で停滞すること数回。
この方は、かなりなベテランさん。 『メンバーに迷惑掛けた!』夕べは、宴席で平謝りでした。私は、マイナス16℃の気温で指先が霜焼けになる。
雪は、深々と積もり60センチ程の積雪。スタート地点は、無風。ただ、雪がやたら重くラッセルが厳しい。。先行者は、男女と見られるパーティーだけ。
私達四人の後ろには、白銀荘の宿泊者と見られるザックも背負って居ない軽装備のスノーシューの男性。
そのうち、単独者の二人の若い男性が追い着いて来たら、二段目の始めの右斜面上部に5m程のデブリが見えた。
リーダーの判断で、一斉に歩かずに一人ずつ間隔を開けて進む。後ろに居たスノーシューの男性に説明して待機していました。リーダーの手招きの合図で私も緊張しながら前に進む。渡り切りそこから先から少しキックターンをして高度を上げれ前進。
ふと、後ろを見たら。。スノーシューの男性が居なくなっており、若い単独の男性二人が後から登って来ていた。
『いくら三段山と言え、あの軽装備は危ないねー』と、メンバーの一人が話していた。
やはり三段山だ!高度を上げると視界も悪く、ホワイトアウトに強風!!結局、アイゼン装備したが1345mで撤退!
後続の男性2人も、前進を辞めシールを剥がしだした。シールを剥がし、滑走準備をし滑り出す。私は、リーダーの師匠に続く。緩斜面は、やはりスキーが走らなかったので登りのトレースを進む!
急斜面は初日より新雪深雪powderでスキーが走り、浮いた!浮いた!
ちゃっかり、リーダーのトレースを頂いてまた、スピード付けてパウパウしました。顔に、粉雪が舞う♪
登り返してもう1度滑りたかったが、リーダーから却下された(涙)
私一人が超〜元気だった!(笑)

三段山滞在で最高の滑りを全員で堪能して同じスピードで降りて来ました。

*追記*
前日のシールがスキーから剥がれ、メンバーから結束バンドを提供され、更に最終的にはスキーアイゼンを装置して根性で登ったベテランさんは、白銀荘に戻ってから。部屋で両面テープでシールの糊をペタペタして再生させていました。発想が臨機応変ですし自分のトラブルを自分で解決するという姿勢が大変、私的には見習いたいと思ったのでした。

何度も通って居る三段山。未だにピーク踏めていません!
山は、やはりお天気次第ですねー。今シーズン初めにしては、最高のpowderでした。今日は、一度も転けなかったので!楽しかった♪

寒さの為殆ど撮影できず


 No.737 最終日(30日)  mogu  2019年1月1日(火) 18:24 修正
お天気 小雪
気温 マイナス7℃
無風

8:50 白銀荘
9:10 1155m1段目
9:30 白銀荘

合宿最終日。前十勝の予定を三段山一段目の急斜面のみとし、それなりの深雪powderを楽しみ
富良野でラーメンを食べ帰路に着いた。
充実のスキー技術研鑽と山情報の交換の出来た有意義な合宿でした。
感謝の気持ちでいっぱいです。お誘い頂きありがとうございました。
4日間湯治の様に温泉に浸かったが・・・・やはり右肩は直らず(涙)


海鮮丼

アウターの下にビーコン装備で着膨れ

お手製ローストビーフ
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