Y下さんのための臨時の沢入門を三峰山沢で実施した。コースは富良野岳方面に伸びる右股コース。凌雲閣前駐車場に車1台をデポし、下方の白銀荘への分岐付近から出発した。 メンバは、リーダS水さん、入門者Y下さん、他の参加者M井さん、N田さん、S藤さん、U野さん、O山さんと私の8名、沢山行にしては大人数のパーティとなった。
最初林道のような踏み跡を進み、いくつかの砂防ダムを過ぎると、その先に九重の滝が現れる。それなりの沢の経験があれば登れると事前に言い聞かされ、勇んで取りつくもナメの岩壁は登るにつれて手がかりが少なくなり、身体極まりそうになりながらもなんとか突破した。後続のS藤さんをフォローしながら登ってきたS水リーダが他のメンバにロープを出した。ここの通過が今回のハイライトであった。
華雲の滝は右側を巻いて通過、いくつかの沢分岐を確認しながら進み、通称オーバーハングの滝を右側に巻くと、辺り一面花が咲いている源頭にでる。最後は土の斜面を草に掴まりながら登りきると富良野岳山頂手前の登山道に出る。
無事に山行を終えることができたが、大人数のパーティはペースを合せるのが難しいと痛感する山行だった。
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九重の滝 | オーバーハングの滝 | 源頭に咲くエゾルリソウ | GPSログ(途中から) | |
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