朝、5時半に出発し、下山したのは17時半でした。下山連絡のNさんご心配を掛けました。 オコタンペ線ゲート前は、除雪のためポロピナイ側の広場に止めてほしいと除雪の方に言われ「わかりましたー」と言ってそちらへ止めました。ヘッデンを点けてのスタート。長時間になる山行に少し大儀でしたが、登り始めると登る気モードON!尾根に取り付きますが、急斜面でのトラバースは緊張を強いられ、軽い雪に不安を覚えました。そこに先頭を行く私は、樹林帯の急斜面で上からグラニュー糖状の雪が落ちてきたとたん、いきなり身体ごと持っていかれ2回転しました。その後止まったとたんに上部を見ると、雪が木にぶつかりながら雪煙を上げた第2波が私を襲ってきました。さらに転げまわる最中に雪の中に埋もれ、息苦しかったです。私はようやく止まり、気づくと左半身を雪面の中にあり、右手で何とか掘り起こして尾根に上がりました。たった5〜10pの表層雪崩でしたが大変ヤバかったです。10m後方にいたHさんにはご心配を掛けました。乾雪の点発生地点を確認しました。そんなことがあったのにはんかくさい(北海道弁でバカげたの意味)私は、少し晴れてきて、俄然張り切って登りました。途中でシートラを実施。西峰を目前に私の感覚で瞬間最大風速20m/s、崖を登ろうとしましたが、手が冷たい中でロープを出すのをやめ撤退を決意。西峰へは行けませんでした。あっという間の下山でしたが、道道オコタンペ線で登り下りラッセルを強いられ時間が掛ってしまいました。登り7時間半、下り5時間、以後、時間や雪崩に対して気を付けます。 ↓ヤマレコにもUPいてます。 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1383291.html |