本日はビーコン訓練でした。 天候は快晴、藻岩山スキー場とのこともあり、紅葉目当ての多くの登山客がいました。しかも気温も寒くなくて訓練日和でした。
訓練内容は、ビーコンの器機説明や特性などをマニュアルをもとに説明。 その後は実際にダブルチェックと埋没者捜索を行いました。
埋没位置捜索のから救出までの時間が15分とかなりタイトです。 内訳は(深さ1mの埋没者ほ掘り出す時間:救助に慣れた方がやった場合の例) ビーコン5分+プローブ1分+シャベル10分 合計して16分・・・すでに過ぎています
早速埋没捜索をやってみると、20秒ほどでビーコンのシグナルキャッチ!と聞こえると、ビーコンを隠した場所へと近づいてきます。テン!と聞こえ この調子なら2〜3分で見つけられるかなと思いましたが、ビーコンの方向と違う方へ・・・ 心の中でそっちでないよ・・・と思いながら
ここからが長い・・・なかなかスリーが聞こえない・・・
どんどん遠ざかって、挙句の果てに隠した人にそっちでないよと言われ・・・
おそらく1つ探すのに12〜13分はかかったと思います。
そこからプローブで埋没地点の特定とシャベルで掘り起こしがあります。
これではプローブとスコップを出すより、手袋脱いで手を合わせてご冥福を・・・となってしまします。
でも数回行うと2つ探すのに6分ほどで探せるようになってきます。
雪山シーズン前にこういう万が一の時のこういう訓練は大事ですね。救助確率が上がります。
一番は雪崩に遭わないことがいいのですが、ついついパウダーの楽しさに危険意識が薄れてくるのですが、実は常に危険と隣合わせでいることを忘れずに冬山を楽しまないといけませんね。
冬山シーズンを目前にして、ビーコンの操作や捜索、冬山の危険性を思い出すことのできる訓練でした。
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