14名という大勢のメンバで雨竜沼湿原とその先の南暑寒岳に行ってきた。雨竜沼湿原というと多種多様な花がいっせいに咲き乱れる春先に訪れる人が多い。それに較べるとこの時期は花の多くがすでに涸れ、夢の跡というべき静けさが漂っていたが、繰り返される自然のひとコマに圧倒されるのは変わりない。
当日はこれまでにないほどの絶好の天気に恵まれ、全員で登頂した南暑寒岳の目の前には、暑寒別岳、群別岳、奥徳富岳、黄金山などの山脈が連なり、しばらく山座同定を楽しんだ。西側には暑寒別岳へつづく登山道がうっすらと確認でき、200m下がり400mを登り返すというこのキツイ縦走路に過去チャレンジした山びこの人たちに敬意を表するしかない。 |