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 No.919 定山渓天狗岳 天狗沢(岩魚沢)左股  S  2021年7月11日(日) 13:42
修正
岩魚沢(地形図上では天狗沢)から定天に行ってきた。滑沢林道入口に車を置き、札幌湖右岸に伸びる林道を歩き岩魚沢へ。入渓し5分も歩けば二股となり、そこを左に進む。小さな滝もあるが問題なし。ちょっとした間違いもあたが戻って修正。予想していなかった雪渓が現れる。崩落寸前の中を避け何とかクリアーする。しばらく沢型が続いた後、微妙な傾斜の草付きを登る。ウドなどが結構しっかりしており、足がかり手がかりとなる。少々の藪を漕いでT峰とU峰のコルで夏道に出る。YとSがピークを目指し、TとIがそこで待機。夏道を降って登山口へ。デポした車で滑沢林道ゲート前に戻った。

林道から目指すルートが見える

入渓して直ぐに二股、左へ

いくつもの小さな滝は直登OK

Yのザックには行者ニンニク
 No.920 定山渓天狗岳 天狗沢(岩魚沢)左股 その2  S  2021年7月11日(日) 13:49 修正
追加の写真

崩壊寸前の雪渓の下を避け、何とか通過

気のせいか、Yのザックの行者ニンニクが増えている

背後に札幌湖、見た目より傾斜はキツイ

ピーク

 No.923 雨竜沼湿原2021.7.14  kinoko  2021年7月16日(金) 17:15
修正
2021.7.14 晴天の中 雨竜沼湿原に登る。はじめ南署寒に行きたかったが山開きが7月10日と遅かった今年連日で熊の目撃情報が相次ぎ登山道は湿原の木道折り返し地点でしっかりロープが張られ、その先入山禁止となっていた。お目当てのエゾカンゾウも、なぜか全く見られず、花だけが摘み取られたようになかった。あのエゾカンゾウの黄色い縞模様はなく、ごくわずかに咲いているだけだ。ヒオウギアヤメや大きなワタスゲやシナノキンバイは美しいがエゾカンゾウの群落がないと雨竜湿原は物足りない。原因はシカの仕業との事。唐辛子をスプレーしたのに効果なくシカが全部食べてしまったとの事。恐るべし。今年は人が入らなかったからシカタないか?来年は期待できるのかなあ。でもゆっくり周遊し河原で涼み白竜の滝を下から見上げさわやかな一日だった





 No.921 花の暑寒別岳(箸別ルート)  J子  2021年7月11日(日) 18:53
修正
暑寒別岳はこの時期花を見るなら箸別ルートに限る。
7合目まで展望のない登山道を我慢して登ると〜、7合目にあら不思議、パッと開けてそこからは全く違う山のような花花花ロードが展開する。大雪を除けばこれほどのお花畑の大展望はほかにあるのだろうかと思われるほどの花まみれ状態。もちろん時期がぴったんこじゃないとダメですけれど。
今回はちょっと油断してエゾノハクサンイチゲには少し時期が遅れてしまったが、それはそれでシナノキンバイの時期に丁度ピッタリだった。みんな知ってるこの花は、群落を作り、花の大きさと美しさもあいまって見栄えのする優等生だ。固有種のマシゲゲンゲも終わりかけていたがまだまだ見ることができた。
以前から熊の多い山域だけれど、最近人を怖らないうえに、後をついてきたりする個体が出てきて、とても一人では登る気がしない。今回は全員鈴はもちろん5人中4人熊スプレー持参で出発。3合目付近からフンがあり、7合目以降には本日のものと思われるほやほやさんが出現。幸い登山者も多く、見渡したところ離れた雪渓上にも熊はいなかったが、油断は禁物だと思う。単独登山は避けたほうがいいだろう。

シナノキンバイ

エソノハクサンイチゲ

花の中歩く

花の中歩く2
 No.922 暑寒別岳(箸別ルート)その2  J子  2021年7月11日(日) 19:01 修正
一眼レフでないと、花の大斜面を撮るのがむずかしい。少しだけ花の写真を追加。
帰りは熊が心配でやめようと思っていたけれど、暑寒別はタケノコの優良産地。下りながら、笹薮見ながら、あっ!!笹薮突入!!タケノコゲット〜〜を繰り返し繰り返し、最後の2合はお決まり通り長い〜、まだか〜、を心の中で呟きながらの大幅に時間超過しての下山となった。
まっ、いいでしょう、おしゃべりも楽しかったし、めでたし登山でした。


固有種マシケゲンゲさん

いろんな花咲いてるバージョン

いそうでいないミヤマオグルマ

今回がんばっていたトウゲブキ

 No.924 会山行夕張岳  たかはし  2021年7月18日(日)
修正
猛暑日が続くさなかの会山行で熱中症が懸念されたが、幸いに当日は薄曇り、木道歩きでは適度な風も吹いていて案外と快適な登山だった。
札幌を5時に出発し計画通りの7時に林道ゲートを総勢12名で出発した。登りではN井さんがガイドとなり花の名前を確認しながら約4時間半かけて夕張岳山頂に到着した。すでに山頂には10名を超える登山者がくつろいでいた。
30分ほど休憩したのち12時に下山を開始し、往きの冷水コースと異なる馬の背コースを下った。下山後は新しくなった夕張岳ヒュッテで一息ついて帰宅の途についた。
今回の会山行では夕張岳がはじめてという方が多く参加され、花の名山とも呼ばれる夕張岳の美しさを堪能していただけたのではないかと思う。

吹き通しの先の山頂

山頂直下の神社で休憩

ワタスゲ

木道をいく

 No.925 富良野岳  S  2021年7月23日(金) 8:50
修正
富良野岳に行ってきた。十勝岳温泉より富良野岳〜三峰山〜上富良野岳をまわって十勝岳温泉に戻る超メジャーなコース。思ったほど登山者は多くはなかった。天候は晴れ、PM2.5のためか終始靄がかかった状態で、遠方の展望は今ひとつ。しかし、直射日光が適当に遮られ暑さ半減で快適に歩くことができた。花がきれいに咲いていた。自分は説明ができないが、盛りはちょっと過ぎたのかも?

十勝岳温泉をスタート

背景は安政火口、Zポイント

富良野岳への登り

富良野岳
 No.926 富良野岳 その2  S  2021年7月23日(金) 8:56 修正
写真を少々追加

肩よりコルに少し下り三峰山を目指す

登ってきた富良野岳を背景に登っていく

上富良野岳より分岐に向かって降りていく

安政火口を右下に見ながら下りは続く

 No.927 沼ノ原から花の五色へ  J子  2021年7月25日(日) 10:11
修正
10年?15年?ぶりにクチャンベツ登山口から沼ノ原〜五色ヶ原から五色岳へ。
沢を渡り緩やかな登山道を登り、少し沢型の急坂を我慢すると小さな池塘が現れ、そこから少し行くといきなり目の前が開ける。そこが沼ノ原。 トムラや石狩連峰のすばらしさに誰もが声を上げるだろう、素晴らしい景色だ。

他にも高層湿原はあるが、大雪山に囲まれたこの沼ノ原の景色にかなう場所は北海道ではないかもしれない。この日はPM2.5の影響でかすんでしまったが、こんな近くに可愛らしい二ぺの耳を見ることができる。
大沼の逆さトムラウシは残念ながら見ることができなかったが、水が前回見た時よりだいぶ少ないように感じた。たくさんの泊りのテントがあったが、場所は十分に残っていた。
池塘の周りの木道を歩く中、沼のハリイ?の緑があまりにきれいで写真を撮ってしまった。
五色の水場を過ぎてこのルート二つ目の急坂を上り、振り返ると見事な針葉樹林の景色が広がる。ここから大沼が見えるのだが、写真ではうまく写るないのがちょっと残念。

二ぺの耳と石狩連峰

大沼から見るトムラウシ

池塘のハリイ(だと思う・・)

急坂を上って振り返る
 No.928 花の五色ヶ原へ  J子  2021年7月25日(日) 10:30 修正
そこから五色ヶ原へ、緩やかだが結構長いルートを沢の涼やかな水音を聞きながら時折現れる花や雪渓を楽しみながらのんびり登る。
五色ヶ原が近づいてくると花が明らかに増えてくる。トムラウシは常に左手に見えていて、オプタテシケ山も端に見える。写真を撮ろうとしたとき、鳥が?あれは〜ギンザンマシコだわさ!!パチリ。やったね!!
五色ヶ原はチシマノキンバイソウの盛りで、大平原の遥か向こうまで黄色に染められた景色はさすがに大雪、五色ヶ原の面目躍如だろう。笹に浸食されてかつての景色はないと言われているが、それでも圧倒される花々だ。マルバシモツケやウサギギクが同じく最盛期だった。
本当に久しぶりに立った五色岳から眼の前に忠別岳の姿を懐かしく眺める。かすんでいるのが残念だが、旭岳が左に白雲も少しだけ右に見えていた。

長い帰り道を戻り、沼ノ原の終わるところで五色方面の写真を撮る。かすんでいるので、忠別岳の特徴的な形がかろうじて見えたが・・・やっぱ長いんだわ・・
戻ってきてGPSを見ると総距離20.7キロ。いや今季最長?年寄りにはちょっと辛い、どおりで帰り膝が痛くなったわけだ、トホホ。

それでも、あの湿原と花の景色を見れて満足の山行でした。

ギンザンマシコ

五色ヶ原からのトムラウシ

忠別岳に旭岳

沼ノ原から振り返って五色方面