利尻山のお花は9合目からが見所だ!9合目の道標には「ここからが正念場」と書かれているが、ここまでも十分に「正念場」だったが、まずはタカネナデシコの大きな株を見つけて写真におさめた。イワギキョウもあちこちに咲いている。しかしこの山の圧巻は頂上付近のイブキトラノオの群落だろう!嘗ては長官山への大斜面はボタンキンバイの大群落で覆い尽くされていて黄色いじゅうたんのようだったが今は時期がずれていたのかそれとも笹がはびこってしまってかその面影もない。ボタンキンバイと共に有名なリシリヒナゲシも今回も見る事が出来なかった。リシリを冠した花は13種にも及ぶらしい(s39.7発行、深田久弥が日本百名山利尻岳にそう書いてある。因みに山名に関してはs62.9発行、深田クラブ著、日本二百名山では利尻山になっている。国土地理院の地図でも利尻山になっている。)が今回はリシリオウギ、リシリブシ、リシリリンドウ、リシリトウウチソウなどが見つけられた。昔、今は行けなくなった南峰の頂上でリシリソウを見つけた事が懐かしい。 |